フランス気象庁(Météo-France)は、2026年6月17日(水)からフランスの大部分で深刻な熱波が発生すると予測している [3]

複数の地域で気温が季節平均を大幅に上回るため、公衆衛生およびインフラへのリスクが懸念されている。猛暑によるエネルギー網への負荷増大や、乾燥した南部地域における山火事のリスクが高まる可能性がある。

今回の熱波は、マグレブ地方から熱気を運ぶ強力な南から南西への気流によって引き起こされている [5]。さらに、高気圧が熱気を地域内に閉じ込めることで、この現象が強化されている [5]

予報によると、気温は頻繁に35°Cを超え、一時的に40°C以上に達する場合があるという [7]。特にノルマンディー、イル=ド=フランス、ペイ・ド・ラ・ロワール、および南西部を含む西部地域で強い影響が出るとみられる [1, 2]。

ノルマンディーとイル=ド=フランスでは最高30°Cに達する見込みであり [1]、南西部ではさらに極端な暑さとなり、最高38°Cに達すると予想されている [2]

この高温状態は、2026年6月20日から22日の週末にかけて持続する見通しだ [3]。6月17日から23日の週にかけて気圧系が北上するため、該当地域の住民は地域の気象最新情報を確認することが推奨されている [3]

気温は頻繁に35°Cを超え、一時的に40°C以上に達する場合がある。

マグレブ経由でサハラ砂漠の気団が流入し、そこに高気圧によるブロッキングが組み合わさることで「ヒートドーム」現象が発生する。これにより冷たい空気の流入が妨げられ、気温上昇が加速する。こうした初夏の熱波は、欧州の農業サイクルや都市の冷却システムにとって、ますます予測困難で激しいリスクとなっている。