日本経済団体連合会の山口昭代表理事は、米国とイランの間で戦闘を終結させる合意がなされれば、エネルギー供給の混乱が解消されるとの見解を示した。

日本は原油やナフサの安定的な輸入に大きく依存しているため、この進展は日本の産業にとって極めて重要である。中東における地政学的な不安定さは、しばしば価格変動や調達の遅延を引き起こし、製造業の生産量や経済の安定を脅かす要因となる。

2026年6月15日(月)に東京で行われた記者会見で [1]、山口氏は、両国間の覚書によってサプライチェーン内の障害が速やかに解消されることへの期待を表明した。また、地政学的リスクの低減により、不可欠なエネルギー資源の円滑な調達と輸送が可能になると述べた。

山口氏は、「原油やナフサの円滑な調達サプライチェーンにおける障害の解消が早期に実現することを切に願っている」と語った。

同氏は、この合意が民間部門に与える心理的影響は大きいと指摘し、平和への動きが、企業の計画策定や投資の妨げとなっていた不確実性を取り除くだろうと述べた。

「心理的な不安はかなり拭い去られるものと考えている」と山口氏は述べた。

日本の経済界は楽観視しているが、一部の国際的な報道では、外交的なタイムラインについてより慎重な見方が示されている。多くの報道は合意に達したとしているが、他の情報源では、両国は合意に非常に近いものの、まだすべての条件を最終決定したわけではないと示唆している。

心理的な不安はかなり拭い去られるものと考えている

日本経済団体連合会の楽観的な見方は、日本経済がいかに中東の安定に敏感であるかを反映している。日本は国内エネルギー資源を欠いているため、ナフサや原油のサプライチェーンに混乱が生じると、石油化学産業や自動車産業にとって即座にインフレ圧力と操業リスクとなる。米国とイランの間で正式に敵対行為が停止すれば、地域紛争時に原油価格に上乗せされる「リスクプレミアム」の低下につながる可能性が高い。