Sindicato de Inquilinas(借主組合)の広報担当者であるアリシア・デル・リオ氏は、カトリック教会内での不動産投機を停止するよう教皇レオ14世に求めた。
この要求は、住宅権利擁護団体と制度的な土地所有者との間で高まる緊張を浮き彫りにしている。都市部の住宅コストが上昇する中、批判の声は、貧困層への支援を説きながらも膨大な不動産ポートフォリオを保有する巨大組織へと向けられている。
デル・リオ氏は、La Sextaの番組『El Intermedio』への出演時にこの声明を出した [1]。放送は2026年6月9日に行われた [1]。番組の中で彼女は、教皇に対し「barra la especulación de su propia casa(自身の家の中にある投機を排除せよ)」、つまり自身の組織内での投機を止めるよう促した [1]。
デル・リオ氏は、教会の内部的な財務慣行が、社会問題に関する公的なメッセージと矛盾していると述べた。彼女は、制度としての教会が、説教壇からしばしば非難している住宅問題そのものに加担していることを示唆した。同広報担当者は、貧困に関する教皇のレトリックと、世界的な土地所有者としての教会の役割との間にある乖離を具体的に指摘した [1]。
「Si el papa habla de pobreza, que primero mire quiénes la están generando en el seno de su propia Iglesia(もし教皇が貧困について語るなら、まずは自身の教会の中で誰が貧困を生み出しているのかを見るべきだ)」とデル・リオ氏は述べた [1]。これは、貧困という主題について語るつもりがあるならば、まずは自らの教会の中心で誰が貧困を創出しているかを確認してほしいという要求である [1]。
Sindicato de Inquilinasは、スペインにおける住宅の商品化に反対するキャンペーンを頻繁に展開してきた。La Sextaのような全国的なプラットフォームでこの批判を提起することで、同組合はバチカンに対し、資産管理を道徳的教えと一致させるよう圧力をかけることを目的としている [1]。
“自身の家の中にある投機を排除せよ”
この対立は、広大な不動産を保有する宗教機関の道徳的権威に対し、世俗的な住宅運動が異議を唱えるという広範な傾向を反映している。教会の資産管理を貧困の要因として枠付けることで、擁護団体は議論を「慈善的な寄付」から「投機市場からの構造的な資本撤退」へと移行させようとしている。



