ラシュトリヤ・スワヤムセヴァク・サング(RSS)は水曜日、外交的な緊張が続いているものの、インド人とパキスタン人の間の「人々レベルの交流(people-to-people engagement)」は継続されるべきであると述べた [1]

RSSは現在のインド政府に強い思想的影響を与える組織であり、政府がパキスタンに対して厳格な安全保障および外交姿勢を維持している中で、この立場は重要な意味を持つ。公式な国家運営とは距離を置きつつ、社会的・文化的な結びつきを提唱することで、同組織は独自のコミュニケーション・チャネルを維持しようとしている。

RSSの広報責任者であるスニル・アンベカール氏は、同組織が国家の責任範囲と重複させる意図はないと述べた。また、外交および安全保障上の問題は政府の専管事項であるとした [1]。この区別は、組織の見解が公式な外交方針への挑戦であると解釈されることを防ぐ目的がある。

モハン・バグワトRSS総裁の立場について、アンベカール氏は、バグワト総裁はインド・パキスタン間の政治外交について言及したのではないと述べた [1]。むしろ、国境を越えた人間関係を維持するというより広範な必要性に焦点を当てている。アンベカール氏によれば、バグワト総裁はパキスタンとの対話の扉は開いておく必要があると考えているという [1]

同組織のアプローチは、政治関係が緊張していても、両国間の社会的な結びつきを完全に断ち切るべきではないことを強調している。この戦略により、RSSは政府の安全保障上の指令に矛盾することなく、草の根レベルでの平和と相互理解を提唱することが可能となる [1]

パキスタンとの対話の扉は開いておく必要がある。

RSSは、非政府的な外交のニッチを切り開こうとしている。「政治外交」と「人々レベルの交流」を切り離すことで、インド政府のパキスタンに対する強硬な安全保障アプローチを損なうことなく、地域的なコネクティビティに対してより柔軟な姿勢を維持することができる。