李在明大統領は、教皇レオ14世に対し、北朝鮮および非武装地帯(DMZ)への訪問を検討するよう要請したと明らかにした。
この要請は、宗教的指導者の影響力を利用して、朝鮮半島の長きにわたる停滞状態を打破しようとする外交的努力の表れである。バチカンを巻き込むことで、ソウルは両国間の対話と平和のための「中立的なチャネル」を構築することを目指している。
李大統領は金曜日、欧州4カ国を巡る10日間の訪問後の記者会見でこの内容を述べた [1]。大統領は、この訪問の可能性を2027年世界青年大会の準備と結びつけた [1]。
「2027年世界青年大会の準備の一環として、教皇レオ14世に北朝鮮とDMZへの訪問を検討していただくようお願いした」と李大統領は述べた [1]。
DMZ訪問という安全保障上の意味合いに加え、李大統領は教皇を韓国の首都へ招待する正式な要請も行った。大統領は、来年、世界的な若者のイベントのためにソウルで教皇を歓迎できれば光栄であると述べた [2]。
2027年世界青年大会 [1] が今回の招待の主なきっかけとなっている。このイベントには世界中から数百万人の若者が集まり、教皇が出席することで、開催都市の国際的な注目度はさらに高まることになる。
李大統領は、イベントの開催を推進すると同時に、半島に平和をもたらすことが目的であると述べた [1]。日程に北朝鮮とDMZを含めるという提案は、イベントが掲げる「団結」のメッセージを、韓国の国境を越えて広げたいという意向を示唆している。
“「教皇レオ14世に北朝鮮とDMZへの訪問を検討していただくようお願いした」”
今回の招待は、伝統的な政治的チャネルが凍結しがちな北朝鮮において、教皇という道徳的権威を利用して外交的な突破口を開こうとするものである。2027年世界青年大会という大規模な文化的・宗教的祝祭と戦略的な平和イニシアチブを融合させることで、バチカンを仲介役としてDMZの緊張緩和を図る狙いがある。



