全インドトリナムール会議(TMC)のロク・サバ(下院)議員20人が、党を離脱し、インド国民市民党(NCPI)に合流することを発表した [1]。
この大量離脱は、ニューデリーにおけるTMCの安定性を脅かすものであり、立法府における支持が国民民主同盟(NDA)政府へとシフトする可能性を示唆している。今回の動きにより、党中央指導部と国会代表者の間に深刻な亀裂が生じている。
カコリ・ゴシュ・ダスティダル氏率いる反体制派は、2024年6月14日に合流を発表した [2]。同グループはオム・ビルラ下院議長と面会し、TMCの主流派ブロックから距離を置くため、議会内での別席の手配を要請した [2]。トリプラ州を拠点とする地域政党であるNCPIは、NDAに同調するこれらの議員を吸収することになる [1]。
ママタ・バナジー氏率いる党指導部は、この動きに反対している。TMC指導部は、今回の離脱は「反転向法(anti-defection rules)」に違反していると主張した [1]。アビシェク・バナジー氏は、今回の動きは議会法を回避しようとする違法な試みであると論じ、ビルラ議長は離脱グループを認めるべきではないと述べた [2]。
確定した合流人数は議員20人である [1] が、一部の報道では危機がさらに広がっていることが示唆されている。BJP(インド人民党)のサウミトラ・カーン氏は、TMCの州議会議員(MLA)50人も党を乗り換える意向であると述べた [3]。しかし、他の党員はこの追加の主張を否定している [3]。
離脱した議員らは、中央政府を支持するためにNDAに同調すると述べた [1]。TMC指導部は、この離脱は党の団結を乱す行為であると主張し、議員の資格を剥奪するための反転向法に基づく措置を追求している [1]。
“全インドトリナムール会議(TMC)のロク・サバ議員20人が、党を離脱し、インド国民市民党(NCPI)に合流することを発表した。”
今回の離脱は、インドの反転向法の下で議員資格の剥奪を避けるための、反体制派議員による戦略的な策である。同法では通常、立法府における党の一定割合以上の議員が合意しない限り、個々の議員が党を乗り換えることは禁止されている。NCPIへの合流とNDAへの支持を表明することで、これらの議員はロク・サバにおける権力バランスを変化させ、ママタ・バナジー氏が持つ党の国家的な議会戦略への影響力を弱める可能性がある。

